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「此処は虐める人は居ないし、一人で静かに居られるからだよ…」
その言葉を聞いた瞬間、ミオはとても喜ばしい顔をして笑っていた
「ありがとう…でも、そろそろ目覚めなきゃいけないよ…」
耳を澄ますと微かに目覚まし時計の音が鳴っている…
「そっかぁ…そろそろお別れだね…」
ミオの体が透け始めた…最後にミオはこう告げて消えた
「わたしにまた…会いに…き…て…」
真っ暗で寂しい町も白い霧に覆われ、やがて自分の部屋の布団の中で目が覚めた
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