出逢った“私”

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「起きて…起きなよ…」 お母さんが起こしに来たと思って私は目を開けたが…薄暗い、心なしか狭いところに居ることは解った 試しに手を伸ばしたら…何のこともなくあっさりフタが開いた、どうやら入っていた物の正体はどうやら棺桶のようである…気持ち悪い 「おはよう…」 …声のした方向を見ると私そっくりの人形と、ろうそくの灯だけで薄暗く寂れた教会の内装だった
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