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たった一つの
想い出を捨てた
自分への
戒めの為に
それは
夜の闇に呑まれて
消えた
独りに戻れば
無性に虚無感が込み上げた
捨てた所で
気分が晴れる訳でも無ェのに
後に残ったのは
後悔
のみ
傍に置いておきたかったのに
…手元から
離した所で
色々言っても
しょうがない
あの頃の想い出は
深い
深い
海に沈んだ儘…
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