海へ

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俺達はポルに引っ張られ、まずは遊園地に行った。 ポル「これ!これ乗ろうよ!」 リュウ「ジェットコースターか、いいな」 烈火「おお!私も乗りたいです!ベノム、あなたは?」 ベノム「え…遠慮しとこうかな…」 ポル「ふざけないで!みんなで乗りますよ!」 リュウ「ん?」 リュウはふと、人型の看板に目がついた。 『彗星の船(ジェットコースターの名前)は身長150㎝以上、12歳以上の人しか乗れません』 リュウ176㎝、16歳 ベノム178㎝、16歳 烈火181㎝、17歳 ポル129㎝、10歳 俺達だけで乗ることにした リュウ「うおぉぉぉ!」 烈火「なかなか…早っ…!」 ベノム「……(気絶中)」 リュウ「ははは、悪いな、ポル」 ポル「むぅ…」 烈火「ふてくされないでよ、ポル」 ベノムがフラフラになりながら入り口の方を指差した。 リュウ「?」 『この施設は身長150㎝以上、年齢12歳以上の人しか乗れません』 ブチっ! ポルの中で何かが切れた ポルはベノムを引きずってジェットコースターに向かった ベノム「なっ!何すんだよ!その縄を何に使うんだよ!なんで体縛ってんだよ!なんで椅子に固定すんだよ!」 フラフラだったので心の中でしか叫べなかった。 ポル「次行きますよぉ~」 リュウ「お…おう」 烈火「良いんですか?あれ」 リュウ「まぁ良いだろ」 その後、ベノムは一時間ほど彗星の船に乗り、『伝説の彗星乗り』として語り継げられたという… .
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