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「ぬがぁぁぁ!!!」
何で何でこんな事になったんだよー!!!
現在俺は妹を抱えて逃げてる、理由は………数時間前に逆上る。
俺は野騨原高校二年の灼西雷雅、平凡な高校生だ、いま抱えているのは妹の哉実、ブラコングランプリ上位間違いなしの妹だ。
「兄様、今何か失礼な事を言いませんでしたか?」
すぐこれだ
「あはは!!逃げるだけか、御主人様!?」
「ぬかせ、一般人にどうしろと言うんだボケェェ!!!」
今俺を御主人様と呼んだのは元凶の八雲、何でも龍姫らしい。まぁんなこたどうでも良いとして、只今命懸け生存大レースを繰り広げているには訳があった。
朝、妹の奇襲を受けるのが日課の俺が起きて始めに庭掃除をしていた時に変な空気を感じた、俺達の家は結構オカルトな面で大活躍していたらしく庭には祠があり一族の天敵とまで言われた龍姫を封印した物騒な祠だった。
ハッキリ言って迷惑千万だ。しかし神は無情かな封印が解けたのだ!?
高校に行く途中で狐雨に合い雷が鳴る中、学校に走り遅刻はしなかった
だが、雷は祠に落ちて封印が壊れたのだ
まぁ、龍姫の八雲の復活はそんなとこ。で屋上で教育衛星上あまりよろしくない罵詈雑言やクロスカウンターがあり今はレースを繰り広げている。
あぁ・・・今日の晩飯何にしようかな・・・
日常の終わりは非日常の始まり。
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