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灼西宅
そんなこんなで今は自宅に居るんだが・・・
「・・・(八雲を睨み)」
「なんだ?(ポテチをパリパリ)」
現在の居間はぶっちゃけ混沌になっている。
「御主人様」
「その呼び方止めろ!!大体何で俺が主人なんだ!!?」
「夢だ」
「「はぁ?(はい?)」」
「俺と御主人様は互いの夢を見てるんだ。経験無いか、焼け野原に立つ龍とか?」
「兄さん?」
「・・・かなり昔に見た気がする・・・てか、それだけでか?」
「他にもあるが、言うと妹が嫌がる気がする」
「・・・(膨れてる)」
「あぁ・・・まぁ良いか、兎にも角にも飯を作るか・・・てかお前その厚手のロングコート以外服は無いのか?」
「脱ぐのは構わんが、御主人様の命令ならば・・・」
「だから、その呼び方止めろ!!!てか俺の名は雷雅だー!!!」
「なら、わっちも八雲と呼んでくりゃれ?」
「・・・わぁーったよ・・・てか八雲、お前服は?」
「脱いだが」
「・・・(気絶)」
「兄さん?貴方まさか!?」
「免疫の無い奴じゃな。」
「それより早く服を着なさい!!」
「雷雅のを借りる、お前じゃ合わん」
いそいそと雷雅の服を着る八雲、哉実は嫉妬の炎を燃やしながら見てる
「・・・やはり少しキツいな、ほれ雷雅もう大丈夫だぞ?」
「おわっ!?」
雷雅は抱き付かれた衝撃で目を覚ます
「全く情け無いのぉ、裸を見て気絶とは♪」
「うっさい!!!早く離れろ、飯が作れねぇから!!」
こうして灼西家と+1の初日は終わる
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