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昔、龍が狂った。
己の力に、破壊に、殺戮に。
周りは死々累々、だが・・・
龍は・・・
孤独を知った
「ぬ・・・、またか・・・」
雷雅は悪夢とも言える夢から覚めた、今日は日曜日一般高校生や中学生は今の時間惰眠を貪れる時間だろう・・・しかし・・・
「・・・二度寝は無理っぽいな・・・」
そう・・・彼はいわくつきの奴(彼女?)とブラコン妹だけで暮らしていた
「兄さん?起きてるなら朝御飯食べてください!!」
「らいが~、早くしないと俺の分も出されないから早くしろー!!?」
好き勝手宣うのは妹の哉実、龍姫の八雲。
「判ったっての・・・くぁぁ~ぁ・・・」
あくびをした時に
(くくく・・・もうすぐだ・・・私は返り咲くぞ・・・)
影から声無き声が密かに流れた
続く
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