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あれは夏の始まりでした。オバに頼まれ、従兄が働く現場にお弁当を届けに行った時の事でした。
わりと大きな現場で従兄が働いてる会社以外にも他の会社も複数含めマンションを建てていた。
『お兄ちゃぁん!お弁当持ってきたよぉ~!』
当時、彼氏と別れたばかりの私は女を捨てていたのか可愛げもなく大きな声をあげて言った。
『お姉ちゃん、元気いいねぇ~!!女の子はおしとやかがモテるんやで!彼氏おらんやろ!ァハハハ!』
何なの!?マヂ有りえないんですけど!超ムカツク!
『ちょっとぉ!いきなり何ですか?私ァンタみたいな無神経なオジサン大嫌い!超嫌い!』
『誰がオジサンやねん!まだ28やしぃ☆彡これだからお子ちゃまは困るわぁ』
『お子ちゃまじゃないし!もぅ18の大人だし!』
むきになって私が言うと彼は笑いながら言った。
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