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『痛っ!』
『ァハハハ!ざまみろ!てか、独立って言うより親父が5年前死んで跡継いだだけやし。えっと~菅野さんですよね?俺、菅野さんが働いてる会社の遠藤って奴とダチなんすよ。遠藤からよく菅野さんの事聞いてます』
『あぁ~遠藤の!じゃぁもしかしてピカリンって?水木さんの事ですか?』
『ピカリンって頭がハゲだから?(爆笑)』
お腹を抱えながら笑って私は言った。
『ちゃうわいっ!光(ヒカル)って名前だから!』
『ふぅ~ん。ピ~カ~リ~ン☆彡ピカリン☆ピカリンリン☆』
私は小馬鹿にしたような言い方で彼をからかった。 これが私と彼との出会いだった。第一印象はすごく最悪で、こんなにも好きになるなんて夢にも思わなかった。
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