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「…ただいま。優雅…。いい子にしてたかい??」
優雅の唇に唇が重なった。
「…またご飯を食べてないようだね。どうして?少しでもいいから食べておくれ…。」
優雅の目の前に冷えたスープが運ばれた。
優雅は顔を背け、首を振った。
「優雅…。このままでは死んでしまうよ…。僕は君を失いたくないんだ。…やっと君を手に入れられたんだから…。」
高橋は、優雅を抱きしめた。
「優雅…。僕の可愛い優雅…。」
「ユウガ」
(麻痺しそうだ。)
「アイシテル」
(吐き気がする)
いつになったら僕は、解放されるんでしょうか?
(嫌なら鎖を噛みちぎっちゃえ)
(名前呼ぶまで毎日来てやるからなッ!!!)
(「優雅」自体が綺麗なんだよ…。)
(優雅!!)
ドウシテ
想イ出スノハ
アイツノ
「笑顔」
ナンダロウ?
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