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それから部屋を後に、パパとママのいるホールに行く。
パパとママは御曹司と貧乏人であった。周りをわっと引き付け納得させ、お坊ちゃまとか一般人だとかを越えた素晴らしい夫婦なのだ。
私はそんな二人の子供に生まれた。
小さい頃、いっぱいの愛情に包まれ育ってきたママは面白ろ楽しく私やパパとおじいちゃんおばあちゃんと過ごしてきた。だから私もやっぱり貧乏は抜けないけど今はそんなママが居たから、この家族に平和があるし、誇りだよ。
「鈴桜はまだか[?]」
とパパの声で、私は現実に戻った。
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