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慣れない時間帯の勤務で緊張していたが一緒に入ったおばちゃんが一人でせっせっと品出しや発注をこなしていってくれた。
僕はレジ以外に特に何もすることもなくてとても眠かった。
「いらっしゃませ~」
あくびを噛み殺しながら挨拶をする。
入ってきた相手を見てハッとなる。
彼女だった。
バスでみたあの頃と顔も雰囲気も変わらない彼女。
ただあの頃と決定的に違う点が一つだけあった。
それは子供の存在。
彼女の左手の先には小さな男の子がいた。
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