大好きな彼女に僕は

コンビニ

ある日、店長から人手不足だから、しばらく昼間も入ってくれないかと頼まれた。

僕が働いてたコンビニは昼から夜八時くらいまでの時間帯が一番お客が多い。

夜に比べて時給も安い。

でも店長の頼みを断り切れずに引き受けてしまった。
このとき引き受けなければ彼女と再会することはなかったかもしれない。

いや結局、出会っていただろう。

二人が出会うことまでは運命だったと今でも信じているから。

だけど神様は出会いまでしか用意していてくれなかった。
そこから先は自分自身の意志で選んでいったんだ。