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片愛
近くて、だけどとても遠い笑顔
ちゃんと、解ってた筈だった
貼り付いた仮面の裏側は涙
綺麗事など、薬にもならない
お倖せに、と心から言えたなら
手が届かないと知っていた
なのに現実から目をそらしていた
これは、その報い?
「叶わない」
送信メールに残った言葉が痛くて、私は蹲っていたんだ
手が届かないのに
泣くしかないのに
何故貴方なの
何故こんなに痛いの?
充電切れの文字は消えて
真っ暗な画面になる
もう、あきらめよう
なんて無謀な挑戦
だって君しか愛せない
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