「屋敷の怪奇」

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  僕は昔から続く祭神(まつりがみ)の本家の人間で、僕と夕姫の二人が末裔でもある。   …父は、とても怖い人だった…   厳格…まぁそう言うのもあるとは思う、けれど、父は“僕”には決して微笑んでくれなかった。僕は無いものとされていた。   何故?まぁそんな事はどうでもいい。   今、僕はやらなくてはならない事がある。       僕の半身を探す事     夕姫、君は何処にいるんだ。       感傷的になり、僕はベッドからおりて、キッチンへ行った。  
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