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今思えば…妖怪見えてたんちゃうかな。
なんかよくありますやん。
子供んときにしか妖怪はみえないってやつ…
…僕が見てた妖怪は、かなりヒステリックな奴で、毎夜俺の寝床の天井に現れてた。
毎晩現れては、僕の耳元で発狂するのである。
この世の声や音ではなかったと思う。
例えるなら、なんか沢山の人の怒鳴り声、喘ぎ、哀しみの声の重なり？みたいな感じ。
どんな顔かは覚えてるような覚えてないような…
こいつは人間ではないって思って、怖かったのは覚えてる。
夢だったのかなぁ…
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