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「今夜は…え~~っと…」
「今夜は駄目だよ」
ティーダが言い淀んでいると、ティーダの斜め後方に立っていた少年が言った。何時の間に立っていたんだろう。
紺に近い青色のフードを目深に被って、どことなく怪しげな雰囲気がある。
しかしそんなことは今は気にせず、一度その少年の方を振り返ったあと、言った。
「だろ!明日、明日!」
「ぜったいだよ~?」
「約束っす!」
ぐっ、と約束のガッツポーズをみせる。
少年たちは手をぐっと前に突き出したかと思うと、大きく左右に弧を描き、胸の前で球体を両手で包むようにして深く礼をした。これは、ブリッツの試合前のおまじないである。
「じゃあな!」
軽く手を振り、ティーダはその場を駆け抜ける。
「今夜の試合、大切にね…」
フードの少年が呟いた言葉はティーダの耳には届かず、消えた。
そしてティーダはスタジアムに向かうスタジアムの前には人がいっぱいてなか②前に進めない
「ちょっとどいてくれ!」
「っかむなて!!」
そして要約スタジアムの中に入れた
スタジアムの中に入ったティーダは真っ暗なとこで目を閉じながら一人で座っていた
そして、目を開いた瞬間まわりにゎ数え切れないほどの人たちが居た
そしてブリッツボールの試合が始まり仲間からパスを受け取ったティーダが、得意のシュートを繰り出そうとスフィアプールから飛び出し、ボールを蹴り落とそうと天地を逆さまにしたとき、巨大な水の塊がこちらへ向かってきた。
「え―?」あれは一体-?
などという思考をさせる間も無く、巨大な水の塊はこちらへ向けて光線をぶつけて来た。あちこちの建物にぶつかり、ザナルカンドはみるみる崩壊していく――スタジアムも同様だった。観客席も、スフィアプールも大きな音を立てて崩れていく。空中に身を投げ出していたティーダは辛うじて近くのフリーウェイにしがみつく事ができた。助かった
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