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のばした
するとユウナが
「風 気持ちいいね」
「ぁあ」
するとお互いいきなり笑いはじめた
「ブリッツの選手なんでしょ?ザナルカンドの」
「それワッカから聞いた?
「あいつ絶対信じてないくせに」
「わたしは信じるよ」
「ザナルカンドでは…………夜でも光があふれていて大きなスタジアムがあって………スタジアムではブリッツボールの試合が開かれて いつも超満員」
「なんで知ってんのさ!?」
「ジェクトという人から聞いたの父さんのガードしてくれた人」
それを聞いてティーダはビックリした顔をしながら
「………俺のオヤジもジェクトっていうんだ」
「すごい!私たちが出会えたのはきっとエボンのたまものだね!」
「似てるけど別人だよ」
「どうして?」
「オヤジ……死んだんだ10年前ザナルカンドの海でな」
「そっか……」
「ある日 海へトレーニングに行ったまま帰って来なかった」
「それっきり行方不明さ」
その話しを聞いてユウナはふっと思い出した
「ジェクトさんはその日にスピラに来たんだよ!」
「まさか」
「だって私がジェクトさん会ったのは10年と95日前!父さんが旅立った日だからよく覚えてる」
「時期はぴったりでしょう?」
「でも どうやって来たってんだよ」
「キミはここにいるよ」
それを聞いたティーダはずっとユウナを見つめていた
ユウナもティーダを笑顔で見つめていた
するといきなり大きな音がした
船が何かにぶっかったようだ
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