「会話」

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「会話」

聴覚障害者は普通「ろう者」とよびます。 なのでこれからこの小説でも「ろう者」と言う言葉を使います。   さて ろう者と一言に言っても、それぞれ聞こえ方は違います。 ろう者と言うのは大抵補聴器と言うものを付けていて、自分も付けています。   それで音は聞こえるようになります。 自分の場合は補聴器を付けることである程度会話が出来るようになります。   それでもテレパシーは使えません。 エロパシーなら使えます。 というわけで、自分は健聴者と大体口話で話しています。   しかし、ろう者の中には補聴器を付けても声を声と認識出来なかったり、発音が苦手な人もいます。 その場合手話での会話が基本となります。   テレパシーは使いません。 エロパシーなら使います。   しかし、手話の分からない人達とはどうコミュニケーションをとるのか?   筆談です。 しかし、その場合仲良くなったりするのは難しいのでろう者の中でも聞こえにくい人は健聴者との交流が少なくなったりします。 なんか悲しいですね。 耳が聞こえにくいことで人間関係の輪が狭くなるなんて…
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