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悲しいコト
全て星になったら
この世界も少しは明るくなるのかな
砕け散った空の破片を集めて繋ぎ合わせても
汚れてしまったこの手じゃ
あの空は取り戻せないと知ったんだ
私を呼ぶ声
いつの間にか遠くに感じられるから
汚れた掌じゃ何も出来ない
そう思ってしまったんだ
長い夜が過ぎても
私に降り注ぐのは壊れかけの光で
浴びる度この私が
廃っていくと感じたんだ
私を呼ぶ声は
どれくらい必要なんだろう
渇いた瞳じゃ何も見つけれない
そう思ってしまったんだ
深い海の中を何を求めながら溺れていくの?
だけど幾度と無く堕ちたって
傷ついたって
明日を諦めはしない
だって
まだ私を呼ぶ声が
そっと聞こえるから
どんなに汚れたって立ち上がれるんだ
長い夜も深い海も
全て 走り抜いて
私を呼ぶ声
ずっと響き続けている
幻から醒めてしまえば 怖くないんだ
空も光も 全て 繋ぎ合わせられる
この掌が全てを繋ぐんだ
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