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その学校に来てから数日がたち彼も少しは学校の雰囲気になれはじめていました。
ある日、彼はいつものように帰り支度をととのえ、家路につこうとしていました。
『先生、今日宿直変わってくれませんか?私怖くって』
声をかけてきたのは同じ学年を担当している女性教師だった。
ととのった顔立ちで、美しい。
『なんで怖いんですか?』彼は尋ねた。
『先生知らないんですかー?あの宿直室でるって噂なんですよー!』
そういえばそんなことを他の教師に聞いた覚えもある。
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