467人が本棚に入れています
本棚に追加
/63ページ
変なおっさんが立っていた。
「‥‥うちに何か用でも?」
急な事態にも平静を装い、とりあえず話しかける。
おっさんは返事した。
「あ~う」
‥‥‥あ~う?
考える。
あ~う‥‥ア~ウ‥‥A~U‥‥嗚呼雨?
――会う、か。
納得して頷き、続けて質問。
「で、誰に用なのかね?」
おっさんは答えた。
「うぅあ」
‥‥‥うぅあ?
思考する。
うぅあ‥‥ウゥア‥‥UuA‥‥右々唖‥‥
駄目だ、分からん。
尚も考え込んでいると、おっさんが俺の肩を掴んだ。
なんだ、俺に用か?
不審に思って面をあげると、大口を開けて迫るおっさんの汚い顔面があった。そして、
最初のコメントを投稿しよう!