239人が本棚に入れています
本棚に追加
「「「・・・。」」」
暗くなった教会前の路上に3人の子供は佇み、もう1人の仲間を待った。
「ねぇ、真ちゃん遅くない?」
遂に 糶が口を開く。
「確かに、、、様子見に行った方がいいかも。」
数が 腕を頭の後ろで組みながら言った。
「大丈夫だろ。ほら、来たよ。」
廉がそう言い、道の向こうを指を指した。
確かに、小さな黒い影がこちらへゆっくりゆっくりと近付いて来るのがわかる。
糶と数は それに気付くと同時に走り出した。
廉も 大きな欠伸を1つすると2人の行った方向へとぼとぼと歩いて行く。
最初のコメントを投稿しよう!