中学

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中学に入ると2つ上の先輩にヤンキーグループがいた。女2人、男5人ぐらいかな。 ボスは女。すごく綺麗な人だった。 1つ上がタチ悪い。いわゆる社会で言えば、中間管理職。そいつらに目を付けられてしまった。 私は生まれつき髪も目も茶色だ。当時は珍しかったので目立つ。 先生達もうるさい。真ん中の姉が優秀だった為比べられる。 私はキレた。 オキシドールに塩を入れ、脱色。金髪にした。 そしてある日、1つ上の先輩らに呼び出される。 「アンタ、生意気なんだよ」 私は、 「お前ら誰?知らねーし」 先輩ら 「目が気に入らない。何だよその色、病気か気持ち悪い」 私、 「で⁉」 するとコンパスが目に向けられた。上下の瞼に刺さったが、眼球は無事。 先輩ら、 「消毒してあげるよ」 とトイレに連れ込まれた。 頭を押さえつけ、便器に入れる。 レバーをひきやがった。 水が流れてくる。 プチン…何かが切れた。 相手は3人。 気付けば2人は顔が切り刻まれ血だらけで号泣。 もう1人は腰を抜かして失禁していた。 私はリスカが続いていた為、常にカッターを持ち歩いていたのだ。 「チクッたら殺す」 と私は立ち去った。
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