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僕の視線が宙を舞う
辺りを見回しているんだ
狭い個室に言葉が飛び交う
考えてるんだ
幸せって何だろう
駆け巡る言葉達
毎日同じ事の繰り返し
何の変哲もない日々
歯車は回ってる グルグルとキリキリと
音を立てながら
熱くなれば熱くなるほど
思えば思うほど
掴もうとすれば掴もうとするほど
消えて行くもの
すり抜けているもの
ヌケガラになりそうなくらい
スカスカになるんだ
離そうとすれば離そうとするほど
捨てようとすれば捨てようとするほど
染み付いて離れない
接着剤のように
あなたは今幸せですか
今の僕は君の瞳にどう映る
街を歩く人達は笑顔で
みんな幸せそうだな
ちっぽけな僕が静かにここにいる
今日もまたくり返す
僕は今 何をしてるんだろう
人間をやってるんだ
君は今 笑ってるかな
僕は今日も同じ顔
扉を閉めたままで
仮面をつけたままで
回りを見ながら
歩いて行くフラフラと
何かを求めながら
時間がゆっくり過ぎて行く
時間が無駄に過ぎて行く
溶けそうな
崩れそうな
僕を取り残して
静かにゆっくりと 過ぎて行く
歩き慣れた道の上で
見慣れた風景の中で
誰もが皆 幸せそうに笑ってる
時の流れに身を任せ
まだ見えない光の向こうを
目指し歩いている
形のない僕がいる
時間に取り残されないように
動いていた僕は
取り残されてたんじゃない
追い越していたんだ
何も見えない時の中で
くり返し向かう くり返し進んでいく
今日もまたくり返し
明日もまたくり返し
その中で輝くもの
くり返し彩られる時間の中で
見つけられるように
掴めるように
僕は進んでこう
僕に僕を届けるために
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