27人が本棚に入れています
本棚に追加
それから不思議なことに、私が本気で死のうと考える度にコンサートがあったり、新曲が発売されたりした。
私は完全に彼に、彼らに依存してしまっていた。
彼らがいない生活など考えられなかった。
彼はいつも、私が忘れていたことを思い出させてくれた。
諦めるのではなく、信じ続けること。
愛を持って生きていくこと。
その愛を、他の誰かに伝えること。
自分らしく生きること。
私には彼がすべてだった。
彼が存在理由だった。
彼を失った時、私は本当にすべてを失うかもしれない。
そこまで依存してしまった自分に少し後悔した。
最初のコメントを投稿しよう!