02:予言

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ゴードンは時計を見た 3月29日午前21時00分だった… 「そんな…」 その時間はラジオが予言した時間だったのだ!! フィーラの命は助かったがジウォンが犠牲になってしまった 「ジウォンさん…」 ゴードンは『奴』が憎くて憎くてしょうがなかった (チャンスは今しかない) ゴードンは思った しかし猟銃はドアの横にある そこで適当に酢の入ったビンを『奴』に投げつけた 『グシャン』 ビンは『奴』に当たり割れた 『シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…』 (えっ?) 「グオォォォォォォォォォ…!!」 『奴』の身体が融けている (酸に弱いのか…?) また異臭がした 髪の毛が焼ける様な匂いだ 『奴』はドロドロになった 唯一残っていたのは目玉と酸が当たらなかった身体の一部だった… 「ゲホッ ゲホッ ゲホッ」 ゴードンはむせた 『ビチャッ ビチャッ…』 音がする… ゴードンはその音する方をゆっくり見た そこには血まみれの『奴』がいた
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