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時間の滴が零れ墜ちた
私の傷は癒えぬまま
他の温もりを求めて
今日も都市(まち)を
歩いてみたんです。
すれ違う人たちは
みな無口で
私を"醜い女"と
笑うだけなのです
タバコを咥えた人
友達と笑ってる人
ケンカをしてる人
ナンパをしてる人
みな自分の居場所を求めて
彷徨い歩いてるの?
…醜い女には
この都市は似合わない
私はまた違う温もり求め
歩いて逝くのです。
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