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冬が来る度に思い出す
白く柔らかい耳をなびかせて
駆け寄ってくる君を…
君を失ってから
もう…四度目を数える冬が来る…
私には君の笑顔が見えたよ…
君の淋しさもわかってた…
君は言葉を話せないけど
あの頃の私…君の気持ちはわかってた…
突然…君はいなくなる…
あの日まで…空気のように側にいたのに…
願いが叶うなら…
もう一度君と海に行きたい…
望みが叶うなら…
君を連れてもう一度…
どんなに似てる子を見ても
君だけが特別可愛いと今でも思う…
あの日の夜…今生の別れ…
泣き濡れた日々を越えて…
今では思えるようになったよ
愛しい君へ…ありがとう…
約束したよね…
生まれ変わっても
一緒に遊ぼうねって…
また抱きしめてあげる…
ほら今年もまた冬が来る…
冬が終われば…君を失った春が…
桜を見ればまだ辛いけど
大丈夫…君が見てるから頑張るよ…
愛しい君へ…
君がくれた優しさを抱いて
一人で生きていくから…
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