人間は悪魔である

～God knows～神のみぞ知る

愛を持っていても
他の人に冷たく接して
平気で傷つけてしまう人間
時には憎しみで人を傷つけようとする
願望が生まれ
結果
傷つけてしまう
人には悪魔が宿っていて
悪魔は眠っている
何かがあるまで
そして何かの拍子で
刺激が加わると
悪魔は目覚め
覚醒し
人の心を黒く染める
人だけではない
生き物全てに悪魔が宿っていて
生き物に生まれる悪意が悪魔であろう
生き物に悪意があるかぎり悪魔は不滅であろう
悪魔であろうと何であろうと
世の中の全ては何の力により誕生したのだろうか
ビッグバン説などがあるが
何故そんなことが分かるっていうの
全ての頂点に神が存在し
世界の全てをお造りになられたとすれば
全て納得がいく
だって分からないじゃないか
何の力によって全てが誕生したのか
人間がひどく悲しい死を遂げたとき
「神よ、あなたは何故こんな残酷なことをなさる」
と嘆くが
神がお造りになられたものを壊してる
人間を何故助けよう
そもそも何の為に世界をお造りになられたのだろう
何故悪意　悪魔までお造りになられたのだろう
分からない
神のみぞ知る
人間は自分等の文明を発達させようとすればするほど
滅びの道が見えるばかりで
進化の道が遠退いてゆく進化の事を考えるあまり
神がお造りになられたものを壊してるからだ
そんなことをすれば
神から罰が下られることは当然であろう
間違った進化をすれば滅びゆくということを
神は教えてくれたのかもしれない
このままでは滅びゆくまでの間
生きた軌跡を残すことしかできない
正しい進化の為には
まず
争いを止め
悪魔が去ってくれて
真の愛のような心だけを持ち
助け合い共存すれば
至高の進化ができるのであろうか
分からない
神のみぞ知る…

―――――――完―――――――