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「どうせ遅刻ギリギリな訳じゃないし、脩平君ちとは家族ぐるみの付き合いでみんな仲いいんだから別にいいじゃない。ねぇー。」 などと言ってシュウに同意を求めている。 しかも、シュウもシュウで 「はい。だいたい、ヒジリが朝なかなか起きて来ないのもこの会話もほぼ毎日のことで、俺にはこれが日常になってますから。」 とか言うから母さんは更に 「そうよねぇ。」 とか言ってる。これ以上話してるとさすがに時間が危ないので、僕は身支度を整えるために部屋に戻った。
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