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その何かは次第に乾きかわりにわずかな希望があふれだしていた。
サト子は普段どおりに踊りを終え何事もなかったかのように舞台袖に引っ込もうとしたその時誰かが腕をつかみひっぱり呼び止めた「サト子さんっ❗」
それは元恋人に似ているあいつだった。
「どうもいつもあなたを見ていましたテルって言います。」
サト子は動揺とともに今日の晩ご飯は何を作ろうか考えていた「もしよろしければ楽屋にいらしてください。」サト子は言った。
テルはコクっとうなずくとそのままサト子の後をつけて行った。
楽屋につくとおもむろにテルの口がひらいた「どうかサト子さん僕と付き合ってください‼」
サト子はおどろいたテルの口臭はまさにスパイシーそうまさにスパイシーな香りなのである。
サト子は思った、(今日は刺激の強い夜になりそうね。)
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