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直人が玄関に戻ってくると、すでにたくさんの生徒が学校へきていた。直人はワクワクしてきたと同時に、一つ気になった。さっきの少女と、今歩いてきてる女子達と着ている制服がまったく違ったからだ。直人がそのことを考えていると、急に後ろから誰かに肩を叩かれた。
「だ、誰!?」
驚いて振り向くと、背の高い男の人が立っていた。
「君が高橋直人君だね」
「あ、はい」
「私は山田敬二、君のクラスの担任だ。よろしくな」
山田先生はそう言うと、職員室へ直人を案内した。 職員室へ向かっている間、直人は山田先生にさっきから気になっている制服のことを聞いた。
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