第1章

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   「俊のケチ、アホ。」  「“佐野先生”やろ?」  頭ポンポンって、  ほら、また子供扱い。  俊のそういうとこ、嫌いさ。  「今日もおおきに。」  でも、あたしの隣で幸せそうに  あたしの作ったお弁当を食べる  俊の顔が、好き。  この笑顔に負けちゃうんだから。  
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