ちょっとヤンキー⁉

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「バウッ!バウッ!」 巨大な獣の鳴き声が、下から聞こえる。 おじさんの家では、大きなシェパードを飼っていた。 大きく力強いソイツは、ボクの事を気に入ってるらしく、ボクがおじさんの家に行くと、散歩をせがんで鳴き始める。 「J!ウルサイぞ!」 おじさんが諫める。 ‥‥‥ 「バウッ!バウッ!!」 普段はおじさんの命令に従うJも数秒静かにしただけで、また鳴き出した。 おじさんのため息が聞こえてきそう。 ボクは階段を駆け降りた。 Jのおかげで胸の苦しさはなくなった。
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