ちょっとヤンキー⁉

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「おじさん。 Jと散歩行ってきます。」 そう言って、慣れた手つきで巨大な檻からJを出して、太いリードに繋いだ。 「ん‥頼む。」 散歩の用意が出来た時におじさんの返事が返ってきた。 「行ってきます。」 おじさんに言った時には、Jに引きずられる様に走り出していた。 「そんな、引っ張っんな!」 Jはボクの言葉など気にしない様に自分の興味のある物、興味のある所に引っ張って行く。 (自由でいいな‥‥) Jの自由さ、Jの力強さを羨ましく思った。
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