ミナワさんパート

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結論から言うと、歌を歌っているのは神様でも何でも無く、ただの少女だった。まあ、本当に神様は居る!なんてキ○ガイでもない訳で、特別感慨は無いのだが… しかしそうなると突っ込み所は多いと思うのだ。 時刻は深夜3時、人気の無い公園に迄来て、ただ歌を歌っている、どうみても小学生位の女の子…何と言うか、世も末?だ。此処は大人(学生だが)として注意をせねばならないだろう。 「お嬢ちゃん、こんな時間に一人じゃ危ないよ?」 …と、状況だけみればまんま不審者だが、それは置いておく。その極めて不審な俺に対する少女の反応は、余りに予測外で、その、アレだ…電波的だった。 「…おぬし、わらわが見えるのか?」
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