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志堂は、余裕を持って会話していた。
しかも、笑える?!
あり得ないだろ。
周りの者は、それでさらにイラついていた。
生保のメンバーには格闘技系の者が数名協力している。
なぜだ?!
いつもの志堂さんらしくない。
「オイ。志堂さんにタメ口きいてんじゃねえ!」
「だってー。タメじゃーん」
晴也がカメラに向かって舌を出して言い放った。
今にも殴られそうな雰囲気だ。
教室の生徒たちは、見てない振りをして次々と出て行く。
「あ~。撮られてるよ」
ハルの舌を出した顔が小さな液晶画面に映っていた。
「あ~、しかも殴られた!」
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