おどるのんのんとちびっ子３組

おどるのんのんとホイコーロー兄弟

「お前達の料理には、一つ足りないものがある。それが分からなければ世界一の中華料理人にはなれない」とホイコーロー兄弟達に言ったのです。

ホイコーロー兄弟達には、自分達に何が足りないのか全く分かりませんでした・・・

そして長男のホイはあることを思い付きました。「ちびっ子３組のみんなをグッディーチャイナに招待して料理を食べてもらって感想を聞くアル」
そのアイデアに次男のコーと三男のローも賛成しました。

そして、その日が来て、ホイコーロー兄弟達はいつも以上に張り切って料理を作りました。

テーブルの上には、いつも差し入れしてあげていた、ギョーザとシュウマイの他にも、チャーハン、春巻、チンジャオロースなどの料理がたくさん並べられていました。

「いただきまーす⤴」という大きな掛け声と共に、ちびっ子３組のみんなは料理をおいしく、モリモリと食べました。

そんなちびっ子３組のみんなを見てホイコーロー兄弟達も大満足でした。「僕たちの作る料理には全然、問題なんてないアル。このまま頑張れば世界一の中華料理人になるアル」そう次男のコーが思った時でした。

一人だけ、ホイコーロー兄弟達の料理を食べない人がいました。