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どーせ誰かが不良に絡まれてるんだろ
このごろ不良が暴れてるらしいからな...
放っておくか...
ん~様子だけでも見に行ってみよう...
向助は悲鳴の聞こえる方へ
とばっちりを受けないように
慎重に様子を伺いにいった。
そして角を曲がると
一人の少年が三人組の
不良に絡まれている!!
見るからにやばそうだ。
すると不良のリーダーらしい
モヒカンヘアの男が銀色に鈍く光る物を取り出した!!
包丁だ。
「ひぃッッッ!!」
ヤバイッ...
モヒカンの後ろにいる不良も驚いていた。
いつもと明らかに違うモヒカンの行動に不良2人は只ならぬものを感じて止めに入った。
「リョウさん、やばいすよ!!しまいましょう!!」
モヒカンの男は白目を向いていた。
不気味だ。
しかも笑っているので非常に不気味だ。
あいつイカれてる!!
するとモヒカンの男は
後ろへ向きそこにいた1人に向かい、斜め十字に腕を振った。
そして赤い液体が飛び散る。
不良の1人が切りつけられたのだ。
不良はその場に腰を抜かした。
「ぎゃぁぁぁぁあ」
が、
傷は浅かったらしい。
切られた不良はもう一人の不良に体を起こしてもらい
悲鳴をあげながら
不良2人は逃げていった
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