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「毎度あり」
金を受け取り微笑む
目の前の女は俺を見て顔を赤らめている
「それでは行きましょうか」
毎日同じことの繰り返し…
金を受け取り、客を満足させて帰る
それが俺の日常
「15万か……」
そこらで援交してる高校生よりは高いけど全然足りない…
俺はそんなに安い男じゃねぇ!
結局はOKした自分が悪いんだけど…
俺は客にいくらで俺を買うかを最初に決めさせる
あまりにも安い場合は交渉決裂ってことで
まともな金額を付けてくれた相手しか受け入れない
女であっても男であっても関係ない
自分の価値を認めた相手には平等に接するのが俺のポリシー
俺を求めてくれるなら誰でもいい………
「帰るか………」
冷たい風に吹かれながら夜の街を後にした
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