観覧車

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観覧車の残りの時間は 無言のままゆっくりと過ぎていった。 係の男の人が順番に扉を開けて 客を出していく。 あなたは私に手を振った。 そしてありがとうと呟いた。 私も、それじゃあといいながら 小さく手を振った。  
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