1章~入学式~

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そして、俺は高校へと着いた。 「青葉恋春(あおばれんしゅん)学園か懐かしいな。」 と俺は呟いた。 懐かしい、何故なら一年前誘拐される前はここの生徒だったからだ。 そんな思い出を思い出すと 「新入生の人はここから書類とクラス名簿を貰ってくださーい。」 と先公が叫んでた。 (一年経ってなんでまた一年生やらにゃあならんねん!) と心でツッコミをしながら渋々書類やらを貰いに行った。 貰いに行くとき (やはり新入生が多く上手く通れないかな?) と思った瞬間新入生の誰かにぶつかった。 「イテーな!何処に目つけてやがる!俺はな西中の田中だぞ!」 といきなり喧嘩を売って来た。 「おいテメー!何とか言えよ!デカブツ!」 と俺の足を蹴ってきた。 「き、君!入学そうそう駄目だよ!暴力は!」 と先公が言ってきた。 「あぁ!うるせぇんだよ!」 と田中だっけ?叫ぶと 「ひぃ〰!?」 と怖じ気付いた。 「ハァ~だるいな。」 と俺が呟くと 「あぁ?今何か言ったか?」 と田中が言ってきた。 「だるいって言ったんだよ。人の迷惑考えやがれ。」 と俺が言うと 「テメ〰!!死ねぇ〰!!!」 と殴りかかってきた。 「おっと。あぶねぇな。だがまだ中坊ってとこだ。まだ甘いな。」 と言って俺は相手の腕を掴み投げ飛ばした。
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