序章~誘拐~

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一年前・・・ 「うわぁ!?誰ですかアナタ達は!?」 僕は聞いた。 「いいから乗れ!」 車から出てきた人達はいきなり言ってきた。 「なんでいきなり知らない人達に乗れなんて・・・」 僕が言おうとした瞬間 「カチャ・・・」 男が手にしたのは銃だった・・・ 「黙って乗らねぇと身体の何処かに穴が空くぜ。それでも良いのか?」 男は言ってきた。 「わっ、分かりました・・・」 僕は渋々言うことをきくしかなかった・・・ 車に乗って一時間、車は止まった。 「着いたぞ、降りろ。」 男は言い車の扉を開けた。 降りて着いた所は・・・ 「支那元(しなもと)組?」 そう僕が連れて来られた所はヤクザの家だった。 「ここは・・・」 僕が戸惑っていると後ろから 「ほらさっさと行くぞ。」 と男は言ってきた。 「行くって何処へ!?しかも僕は何も関係ないじゃないですか!?」 僕が言うと 「うるせぇ!ギャアギャア騒ぐと今すぐ殺すぞ!!」 男は叫んで言ってきた。 「ひいっ!?」 僕はビックリして叫んだ。 「分かりました・・・だけど二つだけ教えてください!」 と俺が言うと 「・・・何だ?言ってみろ・・・・」 と男が言ってきた。 「ありがとうございます。まず貴方は誰なんですか?もうひとつはこれから何処へ行くのですか?」
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