1章~入学式~

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相手は上手く受け身を取れず 「グハッ!」 と地面に叩きつけられた。 「テメーやりやがったな!顔を見せやがれ!」 と立ち上がり言ってきた。 俺は振り向き 「ほれっ、振り向いてやったぞ。これで満足か?」 と言うと 「テ、テメーなかなかイカチイ顔してんじゃねえか!」 と言って殴りかかってくるのでこっちも少し反撃し蹴った。 「グフッ!」 と相手は腹を抑えながら地面に倒れた。 俺は相手の髪を掴み 「テメー、俺に喧嘩を売るとは良い度胸だな。」 と言いもう一発腹に今度はパンチをした。 「グハッ!!」 と言い相手はもがいていた。 そして 「早くどっか行きな!次こんなことしたら今のじゃ済まさねぇぞ!!」 と俺は言った。 「くそっ!覚えてろよ!」 と言い田中は走っていった。 「おぉ~今時あんなこと言う奴いるんだな。」 と言いながら俺は先公のとこに行き 「大丈夫かい?先生。」 と言い手を貸した。 「ありがとう。でもあそこまでする必要なかったんじゃないかい」 と言ってきた。 「甘いな先生、あーゆー奴は先生が怒んないともっと調子に乗るぜ。」 と俺が言うと 「怒るのは苦手なんだよね。ところで君の名前は?まだ聞いてなかったね。」 と先公は言ってきた。 「俺か?俺の名は支那元 空手です。」 と俺は言った。
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