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「ハハハッ・・・何の冗談だよ・・・洒落になってないよ・・・どういう事だよ・・・説明しろよ!!おい!!なんなんだよ!!僕が何したってんだよ!?誰か説明してくれよ・・・父さん・・・母さん・・・舞奈・・・誰でもいいからさ、説明してくれよ!!!!!説明・・・してくれよ・・・ぐすっ・・うわぁぁぁぁ!!!!」
僕は泣き崩れた。
泣いて泣きまくった。
※少しの間凍帝へと変わります。
空手の泣き声が聞こえてきた。
「これで良かったんすかね。組長。」
俺は言った。
「しょうがないさ。これもまた彼の運命だったのだから。受け入れるしかない。たがあまりにも残酷な運命だ。16歳と言う若さで全てを失ってしまったのだからな。」
と組長が言うと泣き声が止まり扉が開いた。
※空手に戻ります。
「まだ・・・失ってませんよ。全てを失ってもまだ生きているのだから失ってない。」
と僕は言った。
「もう良いのかい・・・」
と組長が聞いてきた。
「はい、心遣い感謝します。だけどこれ以上泣いてても何も戻って来るわけないんです。」
と僕は腫れ上がった目で組長を見ながら言った。
「そうか・・・なら明日から地獄だと思え!この一年でお前に私のいや!極道の全てを叩きこんでやる!!」
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