序章~誘拐~

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僕は名前が分からずなんて言えばいいか迷ってると 「おっと自己紹介してなかったな。俺は朋倉 健(ともくら けん)って言って。左は榎元 甲(えのもと こう)それで右は大塩 泰(おおしお たい)だ。」 「どうも」 「よろしく!」 「はい、宜しくお願いします。」 と僕は軽く挨拶をした。 「まぁ~焦らず一人一人覚えていきなさい。一年もあるんですから。」 と甲さんが言ってきた。 「えっ?一人一人って何人いるんですか?」 と僕が聞くと 「う~ん、ざっと千人位じゃねぇ!」 と泰さんが言ってきた。 「えぇぇぇぇ〰〰!!?せっ!千人!?」 僕は驚いた。 あたりまえだ! 「まぁ~支那元組は日本屈指の極道組だからな。」 と健さんが言った。 「そうですか・・・それじゃあ今日は疲れたんで失礼します・・・お休みなさい。」 僕は呆然となりながら言った。 『お休みなさい。』 と三人で言ってくれた。 そして僕は歩きながら 「こんなとこでやってけんのかな~。」 と弱気になってた。 ここかな?と部屋の前に立ち扉を開けると 「えっ?・・・」 と聞こえ見ると女の人が着替え中だった。 「へっ?・・・」 と僕は声を出した次の瞬間 「キャアアア〰!!」 声が聞こえ何か飛んで来て顔面にヒットし意識がかすれる中 「ちょっ!大丈夫!?」 と声が聞こえた。
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