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「イテテテッ・・」
と僕か気が付くと
「タオル?」
額にはタオルが乗っていた。
「気が付いた?」
と女の人が言ってきた。
「あっはい。大丈夫です。」
と僕が言うと
「まったく、投げた物が当たってクリンヒットして意識飛ぶなんて情けないはねぇ!しかも人の着替を覗くし。」
と女の人は怒鳴ってきた。
「本当にすいません。」
と僕は謝った。
「まぁいいわ、私は皇 朔(すめらぎ さく)よ。宜しく。」
と朔さんは言ってきた。
「僕は空手と言います。宜しくお願いします。」
と僕が言うと
「なんだ元気がないな~。何かあったのか?てか来たばっかなんだからありまくりか。」
と朔さんが言うと
「いえ、そうじゃないんです。ただ・・・これからやってけるか不安なだけです。」
と僕が不安な顔で言うと
「バチンッ!」
朔さんは僕のデコにデコピンをしてきた。
「いった~!なにするんですか!?」
と言うと
「馬鹿だね、アンタ、人は誰だって最初は不安だよ。最初から平気な奴なんているもんか!だがな!最初でも最後でも決めんのは負けないって言う心だよ!覚えときな!」
と僕の目を見ながら言ってきた。
僕は
「はい!ありがとうございます!何か少しは楽になりました!それじゃあ部屋に行きます!」
と言って朔さんの部屋から出て自分の部屋に向かった。
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