ゲーム屋さんの表に出ない話

エヴァンゲリオン事件

まだ、働きはじめて間もない頃の出来事です。

当時、
エヴァブームの真最中でした。

セガ・サターンで発売されたゲームも売れ行きが好調で、店員の中でも知らない人がいないほどでした。

そんな、ある日の出来事です。

お客さんの数もまばらで、店員同士でエヴァトークをしていました。

概ね、
「あのシーンよかったよね」
とか、
「今度、新作ゲーム出るよね」
など、肯定的な意見が多かったと記憶しています。

しかし、
店長は違いました。

世の中のブームに遅れる形でエヴァを見たそうですが、面白くなかったようです。

なので、
「エヴァ、クソだよ」
とか、
「ブームに騙されてるだけだよ」
など、否定的な意見を言っていました。

(↑かなり、言葉を丸めて書いています。)

また、
店長は声が大きいので、店の外まで聞こえていたと思います。

私は、
エヴァは好きなので反論したいのですが、店長には逆らえません。
なので、軽く「そんなことないですよ」くらいしか言えませんでした。