第一章 覚醒

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転校生が来てから3日… 町では奇妙な事がたてつつげに起こった。 その中でも20代若者の変死死体が発見されたのは人々を一番不安にさせた。 そんな事は全く知らない繁留は、何故か転校生に呼ばれていた。 「何だよ??告白なら別な男にしたほうがいいとおも…」 言い終わる前に手を固く握られた。 「あぁ、温かい…やはりあなたは火の力をお持ちですね。しかもまだ純粋な。」 繁留は驚いた火の力がどうとかよりも、彼女の手の冷たさに。 「申し訳ございません。私はあなたと対の力…水・氷の力を持つので。しかたないのです…」 「ってかさ…話しがイマイチ掴めな…」 「論より証拠ですね。ちょっと来て下さい。」 「最後まで話聞けよ…」 ぶつぶつ言いながら追いていった。
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